今回は自身で設定したトレードルールについて、うまく守れないのは何故なのか?
について考えてみました。
と言いましても、私もトレード始めたころは
設定した損切りラインを守れないことなどよくありました。
俗にいうポジポジ病の方は、本当はやりたくないと考えつつもまたポジってしまっている。
こういった自分自身で設定したルールを守れないのは
どういった状況なのか?について自身の経験も含めて考えてみました。
トレードにおけるルール
今までのトレードルールはみなさんどのように作られてますか?
大体の方は今までの失敗した経験や、
普段の検証・勉強の考えをベースに取り入れようと考えて
マイルールを作られてるのではないでしょうか?
「今回は損切り設定をし、設定を動かさない・解除しない」
というルール設定を自身で設けたと仮定します
何故守れないのか?
それでは自分で設定したのにも関わらず、なんで守れないのでしょうか?
その根本的な原因を考えないと、ずっと同じ事を続けてしまうでしょう。
<損切りをずらしてしまう。もしくは損切り設定を解除してしまうケースを考える>
例えば、損切り設定をどうしても動かしてしまう人は設定した損切り設定を
自分がルールとして守りたいと思っていない、異なることをしたいと考え行動している証拠
というのが事実です。
自分の中に損切りを動かしている理由があるはずなんです。
色々なケースがあると思いますが、例えば・・
そもそも根拠がない損切り設定をしている
*元々損切り設定の根拠が自分が納得できる理論で行えてないので、すぐ動かしたくなってしまう。
ギャンブルトレードから抜け出せていない
*fxの当初の目的から離れ、遊び半分のギャンブルトレードをやりたくてやっている
トレード時に設定した損切りラインの損失金額がやっぱり許容できなく
思えて変更してしまう
*はじめのリスクリワードの計算やロット管理などができていない。要はあんまり考えてない
などなど、あると思います。
理由は色々とありますが、
自分のルールを崩しているのは誰のせいでもなく
全て自分が判断し自分が行動しているという結論だけは変わりません。
要は自分の立てたルール自体を自分自身に納得させてあげられて無いという事です。
どうやってルールを守れるようになるのか?
ルールを立てるのも自分。
ルールに従って行動するのも自分。
自分の行動は自分しか治せません。第三者や環境などの因子は関係なくルール逸脱は全て自分が行なっている結果です。
まずは、この原理原則を自覚する必要があります。
私はアフルレッド アドラーという方の哲学の考え方が好きでして、その方の引用になりますが私の戒めとしていつも思っていることがあります。(トレードに関係なく)
人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生は、極めてシンプルである。
*引用 アルフレッドアドラー 100の言葉より
トレードにおいては色んな情報があり、
判断しないといけないことは探したらキリがありません。
色んな手法と呼ばれるものがあり、多数のインジケーターからオシレーターまで多種多様です。
その一つ一つに惑わされ、
中途半端な知識でトレードして得た経験は中途半端に自分のトレード判断を邪魔してきます。
ルールを守れないのも、その影響があると思います。
中途半端な経験が自分の判断を歪め、ルールを破るという
間違った方向へ、自らズンズン進んで行っているという事を自覚しないといけません。
何のためにFXをやっているのか?
そのための自分の選択は今までどのような選択をとってきたのか?
FXで自分は何を叶えたかったのか?
たまには初心に返って素直なトレードをしていきましょう!
続編 FXトレードにおけるメンタリティについて記載しています。
宜しければ閲覧ください
FXの基礎から勝つためのマインドまで、私のfxに対しての認識を変えさせられた
お勧め書籍もあります。興味ある方はご覧ください↓↓↓